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2022年7月27日 (水)

快適な介護

4年前の2018年7月27日は28℃で曇りの金曜日、母が施設に入所して24日目、午後3時30分ころ母のフロアに行きました。

母は食堂のいつもの場所にいて、カーディガンを脱いで手に持っていました。

この日は外が涼しいために室内の冷房があまり効いていないのか、少し蒸し暑いようでした。

母が前日言っていたように、この日はリハビリがお休みで、午後には恒例の昼寝をしたということでした。

その昼寝の前に便意を催してトイレに行ったところ「ものすごくたくさん出た」と、母は笑っていました。

「お腹がやわらかくなった」と言うので触ってみると、確かに大分余裕が出来たような柔らかさでした。

便秘は母の悩みの種の一つですから、これでしばらくは不安の一つが無くなったと、ホッとしていたようでした。

また、この日はリハビリと入浴が無かったので母にとっては暇な一日だったようでしたが、皆で歌を唄ったことを教えてくれました。

『上を向いて歩こう』、『リンゴの唄』などを唄ったそうで、母も楽しく時間を過ごせたようでした。

また、このころ楽しみになったのが自分で車椅子を動かして窓から外を見ることで、母によると「今日は日差しが暑い」と言っていました。

このように母は施設の生活にすっかり慣れてきていましたが、職員さんたちも母のことを徐々にわかって来てくれたようでした。

皮膚の弱い母は強く腕を掴むと内出血しやすいのですが、入所当初は数多くあったあざがほとんど色褪せてきていて、母が快適な介護を受けている証拠のように感じました。

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