「なんでもやってみよう」
4年前の2018年7月24日は晴れて36℃の火曜日、母が施設に入所して21日目、午後3時30分ころ母のフロアに行きました。
この日は姉が来てくれたので一緒に行きましたが、母は食堂のいつもの場所で居眠りをしていたように見えました。
挨拶をして、この日もいつものように9階の面会室に行って話をすることになりました。
この日の母も元気でしたが、新しい話し相手が来たということで、いつも以上に熱心に話をしてくれました。
まず、この日もリハビリがあり内容も充実していて、自分としても良く出来たと笑顔で話していました。
また、お尻のキズのこともあって、今日も横になって休んだと言っていました。
他には、「最近は自分で車椅子を動かして窓の外を見ている」と言い「結構小さく回れる」と楽しそうな表情をしていました。
以上のことは私にとっては既に聞いている内容がほとんどでしたが、いくつか興味深いことも母は話しました。
そのうちの一つは、脚の爪を切っていて椅子から落ちた時のことを母はよく覚えていて、その時の様子を鮮明に姉に話していました。
既に4か月前のことですし、その後2度の入院がありましたので、私は母が当時のことをそこまではっきり覚えていたことに驚きました。
そして、母は最後に先日の夏祭りのことを姉に話して「生まれて初めて綿菓子を食べた」と、また言っていました。
続けて母は「なんでもやってみよう」と前向きな言葉で話を締め、久しぶりにたくさん話ができて、とてもご機嫌な様子でした。
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