「愉快な人ばかりで良かった」
4年前の2018年7月4日は曇りの水曜日、母が脱水で入院して42日目、午前10時に母の病室に行きました。
いよいよ退院して隣の『老健』に移動する朝、母は既に着替えてその服装のままベッドに横たわっていました。
トイレを済ませてゆっくりしていたという母は「おしゃれだ」「似合う」と、服装を看護師さんたちに褒められたと笑顔で言いました。
また、看護師さんの中には、母が使っていたカップに『おめでとう』などと寄せ書きをしてくれた人たちもいました。
母も看護師さんたちのことを「愉快な人ばかりで良かった」と、ほほ笑みながら振り返っていました。
ところで、この入院中に母が何故ここまで元気で陽気になれたのか、いくつか原因として考えられるものがあります。
そして、そのうちの一つとして確実なのは、母と看護師さんたちとの関係が良好だったことだと思います。
そのようなわけで母は笑顔で退院し、やや緊張しながらも元気に施設に入所することができました。
入所時の説明では、入院中の血糖値が安定していたのでインシュリン注射は止めていて、精神安定剤はまだ使っているということでした。
この当時服用していた精神安定剤も、母の元気や陽気さの原因の一つだったのかもしれません。
いずれにしても、新しい環境に対する緊張感の中にも笑顔と元気さを保ったまま、母の施設での生活が始まりました。
もう4年も前のことになってしまいましたが、この日のことを私は今でも昨日のことのように覚えています。
2018年7月4日
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