残ったのは体力面だけ?
4年前の2018年6月1日は晴れた金曜日、母が入院して9日目、午後3時30分ころ母の面会に行きました。
前日は久しぶりに母と噛み合った話ができましたが、食事をあまり食べなくなっていたので体力が心配になってきました。
このころの母の体調は日替わりのようで、特に私にとっては面会時の様子しかわからないので、毎日不安を抱えながら会いに行きました。
この日の母は仰向けに寝ていて、落ち着かないのか両手で布団のカバーをしきりに触っていました。
顔を見ると、前日は開かなかった目がこの日は開いていたので声をかけると、前日よりも元気な声で話し始めました。
ただ、母の話は分かりにくい点もあったので後で看護師さんに確認をすると、昼食は全て食べたということでした。
また、母が話していた「午前中にリハビリに行って外の桜並木を見た」というのも間違いないとのことでした。
この日の会話で私が特に嬉しかったのが「ここのご飯は温かくておいしい」と、母が言ったことでした。
とにかく、食欲が出てきたのは良いことだと思いました。
後日この日の音声を聞いてみると、母は意外にしっかりとした声でまとまった内容の話をしていました。
時々笑ったり、最後には「ウチを見たいな」などと30分以上も話をしていて、認知も精神状態も問題ないように感じました。
当時は心配なあまり、私が緊張していたこともあったと思いますが、冷静に見ると残った母の問題点は体力面だけだったのかもしれません。
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