リハビリ順調で生き生きと
4年前の2018年6月19日は晴れた火曜日、母が脱水で入院して27日目、この日は午後3時45分ころ母の病室に行きました。
そして、母のベッドに近づくと他に誰も居ないようでしたが、どこからか話し声が聞こえてきました。
それは「寒いよう、寒いよう」と、窓の方を向いて寝ている母がしきりに言っていたのでした。
どこか入院前に「お腹が痛いよう」と言っていた口調に似ていたので、私は少し不安になりました。
母は眠っていたようでしたので身体に触れてみると、どこも冷たく感じられるところはなく、むしろ熱く感じるくらいでした。
「また来たよ」と挨拶をすると母は目を開けましたが、やはり「寒いよう」というのは、ほとんど寝言だったようで安心しました。
目を覚ました母はこの日も元気にたくさん話をしてくれました。
特にこの日のリハビリは良く出来たそうで、身体を支えてもらって手すりから両手を離して立ち上がるところまで出来たと言っていました。
わずか一週間前には腕の訓練をしていたことを考えると、その進み具合は私の想像を超えていました。
もちろんそれ自体嬉しいことですが、母が元気な声で楽しそうに一生懸命話してくれることが信じられない思いでした。
また、前日私が持って行ったカーディガンを早速着ていて、生きることに積極的になってきたように感じられて嬉しく思いました。
この日の母も眠りが覚めてからの話は本当にしっかりしていて、もう逆戻りすることはなさそうだと感じました。
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