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2022年6月12日 (日)

「話が面白くてカワイイ」

4年前の2018年6月12日は曇り一時雨の火曜日、母が脱水で入院して20日目、この日は母の面会の前に併設されている老健に寄りました。

申込書の提出に伺ったのですが、前日に主治医と施設の所長が母のことで話し合いをしていたと、相談員の方が教えてくれました。

インシュリン注射のことと、母がまだ自分で食事を取れないので、もう少し病院で様子を見ることになったそうです。

施設から病院に移動して母の病室に行ったのは午後3時40分ころ、この日は姉が先に来ていました。

まず姉の話を聞くと、看護師さんが母のことを「話が面白くてカワイイ」と言っていたとのことでした。

そしてこの日もリハビリに行き、昼食はテーブル席で食べたということでした。

この時ベッドの上で母は、左側を下にしてこちら側を向いて寝ていました。

私が手を握って「また来たよ」と挨拶をすると母は、目を閉じたまま「ありがとね」と答えてくれました。

私が姉が来ていることを教えると、母は目を開けて姉に向かって話を始めました。

まずリハビリの話で、竹を持ったけれどあまりできなかったとか、話をしているうちにいろいろと思い出してきたようでした。

話を聞いていて私は、竹を持つというのは自力で食事が出来るように腕を鍛えているのかな、と思いました。

この日の母も話し始めると止まらないくらい元気で、前日のような悲観的なことも言わなくなっていました。

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