久しぶりのハイテンション
4年前の2018年6月14日は曇りの木曜日、母が脱水で入院して22日目、この日は午後3時40分ころ母の病室に行きました。
母は仰向けでベッドに横になっていましたが、眠っていはいませんでした。
私が挨拶をするとこちらを向いて、誰だか確認する間もなく元気な声で話し始めました。
この日も朝からリハビリを頑張り、お昼はたくさん食べたことを話してくれました。
その他にもいろいろな話をしてくれて、結局30分ほど母のマシンガントークを聞くことになりました。
この日の母の様子を見て、今回の入院の3日目に同じようなハイテンションだったことを思い出しました。
その時の母は、子供に戻ったように一生懸命に話をしてくれて、ただ内容はひたすら母の脳内にあった昔の話だったと思いました。
楽しそうに元気な声で話してくれましたが、前日まで意識がなかったのですから、私にすれば狐につままれたような感じでした。
その当時はまだ点滴をしていましたが、点滴を外してからしばらくの間は、元気がなくなっていたのはここに記してきた通りです。
その点、今回は食が安定してリハビリも順調に行えるようになってきているので、心配することはないように思いました。
その他には食事中他の人から「おいくつですか?」と聞かれたとか、ラジオを聴きたいと言い出したり、元気になってきたのは明らかでした。
ただ、印象的ながら今でも分からないのが「戻ってきたら、金ぴかの『何とか全集』が置いてあった」という母の謎の言葉でした。
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