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2022年6月23日 (木)

リハビリの効果を本人も自覚

4年前の2018年6月23日は雨の土曜日、母が脱水で入院して31日目、この日は午後3時45分ころ母の面会に行きました。

病室で母はベッドの背を起こして本人も起きていて、ウチから持って行ったタオルケットを洗って欲しいと、脚元に置いてありました。

この日は既にリハビリもやって、身体を洗ってもらったとも言っていました。

「シャワーをしてもらったけど、2回目かな?」と振り返り、疲れたのか「食欲が無くなった」と笑っていました。

その後「内職をするところでペットボトルのお茶を貰った」とのことで、ベッドサイドのテーブルに置いてありました。

このころの母にとって、ナースステーションは内職をする場所のようでした。

また、リハビリでは洗濯ばさみを使った運動があり、小さな女の子と一緒にやったと言っていました。

洗濯ばさみの色を揃えたり、時々硬いものがあったり、なかなか難しかったとのことでした。

それでも「小さな女の子に負けちゃいけないと思って、一生懸命にやった」と笑顔で話してくれました。

母自身もこのようなリハビリの効果を自覚していて「休めなくなった」と楽しそうに言いました。

わずか十日ほど前に腕の運動から始まったリハビリが大きな効果を上げて、母の生活の一部として欠かせないものになっていました。

この日も30分ほど一緒にいましたが母がほぼ一方的に話をしていて、もしかすると世界一賑やかな90代の入院患者だったかもしれません。

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