「いくつですか?お若いですね」
4年前の2018年6月25日は晴れて33℃の暑い月曜日、母が脱水で入院して33日目、この日は午後3時40分ころ母の面会に行きました。
病室では母のベッドの周囲にカーテンが閉められていましたが、中で話し声がしていました。
窓際に立つ看護師さんと母が話をしているところで「もうそろそろ起きようとしていた」と、ひと眠りしていたようでした。
そして、この日も母は笑顔で元気にたくさん話をしてくれました。
まずこの日は、既にリハビリを終えていましたが、「とにかく暑かった、パジャマを替えてもらって気持ちがいい」と言いました。
また、お昼の食事の際には70歳くらいと思われるおばあさんから「おばあちゃん、いくつですか?」と聞かれたそうです。
母が年齢を答えると「そうですか、お若いですね」と言われたそうで、母は満更でもない表情をしていました。
そして、食事の内容については「ミカンとパインがおいしい」と言っていて、おそらく缶詰のものだと思われます。
お気に入りのポータブルトイレは「大きくて立派だから楽だけど、家には置けない」と、母は帰宅後のことを心配しているようでした。
リハビリの調子については「大分慣れたけど、まだ回るところでフラフラする」と、自分ではもう一息という感じで振り返っていました。
看護師の皆さんに「良く似合う」といわれるちゃんちゃんこについては「三越か高島屋で買ったかな?」と、懐かしそうに話してくれました。
最後に、翌日の火曜日に姉が来られそうだと伝えると「たくさん話が出来るね」と楽しみにしていました。
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