一番元気な入院患者
4年前の2018年6月26日は晴れて30℃の火曜日、母が脱水で入院して34日目、この日は午後3時45分ころ母の面会に行きました。
この日は少し前に姉が到着していて、母はこちらを向く形でベッドに座って姉と話をしていました。
そこに看護師さんが来て、ナースステーションで話がしたいということで、私は少しの間席を外すことになりました。
話の内容は、施設が空くのはいつになるかわからないが、リハビリが進んでいるのでその状況を見て欲しいということでした。
つまり自宅に戻るならばいつでも退院できる状況だ、ということを言っていたのだと思います。
翌々日の木曜日にリハビリを見学することに決めて病室に戻ると、そこにリハビリの先生が現れました。
そして先生が補助をしながら、母がベッドから車椅子に移動するところを見せてくれました。
確かに、骨折入院して退院する際の動きと同じくらいには回復しているように思いました。
リハビリの先生は「明るく元気になってきて、病院にいるのがもったいない」とも言っていました。
ここ数日の母の様子を見ていると、90歳を過ぎて入院している人で、これほど元気な人はいないだろうと確かに思います。
ただ、一度退院して自宅に戻り再び入院しているだけに、もう失敗はできないという気持ちが私にはありました。
それでも病院からの帰り道、姉と意見が一致したのは「母は今が人生で一番明るいのではないか」ということでした。
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