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2022年6月 5日 (日)

『老健』からの連絡待ち

4年前の2018年6月5日は晴れた火曜日、母が脱水で入院して13日目、この日は午後3時45分ころ病院に行きました。

その前に、主治医との面談で話が出た病院に併設された『老健』に連絡をしてみると、担当者不在のため翌日の連絡を約束してくれました。

そしてこの日は、前日の面会時に母の様子が今一つだったこともあり、不安を抱きながら病室に向かいました。

この時の母はベッドに仰向けで静かに寝ているように見えましたが、近づくと身体に力が入っていて小刻みに震えていました。

私が挨拶代わりに母の手を握ると、しばらくして何か夢でも見たのか、さらに大きく喘ぎ始めました。

私が手を離そうとすると母は握り続けてきましたが、そのうちに掛けていたタオルケットで顔を覆い隠してしまいました。

そういった様子を偶然見ていた主治医ではない医師が「家でもこうだったのですか?」と訊いてきました。

私が骨折入院以来のことを説明すると「昨日は元気でしたけどね」と話していました。

いずれにしても、面会のタイミングでこの調子では母と話をすることもできないので、短い時間で帰ることにしました。

ただ、帰り際に頭を撫でながら「また来るよ」と言うと、母は頷いたように見えました。

このような状態の日があると、自宅に戻して失敗した経験から、やはり家で面倒を見るのは難しいのかなと感じました。

翌日の『老健』からの連絡を待って、そちらの方向で話を進めることが良さそうな気がしてきました。

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