帰宅が第一希望
4年前の2018年6月17日は肌寒い曇りの日曜日、母が脱水で入院して25日目、この日は午後4時30分ころ母の病室に行きました。
この日は午後2時頃に姪が一週間ぶりに母に会いに来てくれて、一緒に本を読んだり折紙をして楽しんだということでした。
姪からの連絡では、母が楽しかったと言っていたこと、ウチに帰りたいようなことを言っていたことを知りました。
そして私が行った時には、看護師さんが母のベッドの背を立てているところでした。
母が水を飲みたいと言ったからのようで、私は姪がベッドサイドにレモンティーを置いて行ったことを教えてあげました。
それを吸い飲みに入れて母に渡すと、母は飲んだ後に「これはおいしい!!」と何度も言っていました。
その後の会話では、母は姪とたくさん話ができて楽しかったと言っていましたが、昼寝をしたからかそれは前日のことだと思っていました。
「昨日休みだったから来てくれた」と思い込んでいて、折紙で風船を作ってくれて、バラの花がたくさん写った本も持って来てくれたと。
「風船を上手く揚げられなくて大笑いした」と、母は笑顔で振り返っていました。
この日はこれまででも一番元気だったように感じられ、声も良く出ていて姪との時間がどれほど楽しかったか、私にも良く伝わってきました。
最後に私が帰ろうとすると「家の様子を見たいなぁ」と、母はそれまでと違ってやや控えめな声で言いました。
元気を取り戻した、このころの母の思いは、施設に移動するよりも家に帰ることが第一希望だったようでした。
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