退院を急ぐ悪い癖
4年前の2018年5月9日は水曜日、雨のち曇りの寒さを感じる日、午後3時から母のリハビリを見学することになっていました。
母の病室に行くと、母は寒いのかちゃんちゃんこを着たまま布団を被って寝ていました。
そこにリハビリの先生が現れたので再び母を起こそうとしましたが、やはり起きませんでした。
そのため、その場でリハビリの先生と話をすることになりました。
先生の感触では、退院しても大丈夫だろうということでした。
支柱につかまれば車椅子から立てるし、つかまっていれば右足を上げることもできるとのことでした。
ただ、このところ膝がガクッとなることがあり、連休前の方が状態は良かったとも言っていました。
それでもこの頃、私が母を早めに退院させたかったのは、母の認知が危うくなり、気持ちもイライラし始めたためです。
それは、筋力の低下で以前のように動けなくなって落ち込んでいる、気持ちの問題が最大の原因だと思ったからです。
今から考えると、退院したところで状況はそれほど変わらないのですが、私の悪い癖で居ても立っても居られなくなってしまったのでした。
それから母の状態の悪化の原因についても、この時は精神的な落ち込みに気を取られ過ぎていたように感じます。
つまり翌年の2019年8月頃にも同様の状態になり、塩分不足との指摘があったので、おそらくこの時も何か栄養素不足があったと思います。
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