不安に満ちた退院の日
4年前の2018年5月12日は晴れた土曜日、いよいよ母が退院する日になりました。
3月23日に椅子から転落し、4月2日に骨折が判明して入院、4月12日に手術、結局40日間の入院でした。
この日は午後2時に退院予定でしたが、午後1時頃に母の病室に行くと母のベッドは空でした。
ちょうどトイレに行っていて、「いいモノが出た」と母は嬉しそうな表情で戻って来ました。
その後、会計を済ませ、薬剤師さんから薬の説明を受けて、午後2時頃介護タクシーに乗って自宅に着きました。
家に戻っても、母は家での生活に不安そうな様子でした。
ただ、私にとっては母が入院する前の10日間は私がトイレに連れて行っていましたので、その頃とあまり変わらない生活になるはずでした。
ところが、母の精神的な状態だけは変っていたようでした。
この日はテレビをぼんやりと見ているだけで居眠りをしてしまい、話しかけてもほとんど答えないという状況でした。
最近ずっと記していますが、当時私は母に元気が無いのは精神的なショックが大きいと思っていました。
ただ、その後に経験したことなどから、今では塩分やミネラルをはじめとして栄養不足の方が大きかったのではないかと考えています。
そして、退院早々の翌々日の月曜日に、母は再び病院で診察を受けることになります。
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