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2022年5月30日 (月)

思いがけない無言の握手

4年前の2018年5月30日は曇りのち雨の水曜日、母が入院して7日目、午後4時ころ母の病室に行きました。

前日は姉が行った時も私が行った時も、顔を隠すような動きをしていたことが気になりました。

この日も同じような母なのか、それとも元気な母に会えるのか、不安と期待で血圧を上げながら母のベッドを覗きました。

母はいつものように右側を下にして、つまり部屋の奥の窓の方を向いて横になっていました。

窓側に回り込むとタオルケットが落ちていたので「寒くない?」と言いながら体に掛けてあげました。

すると母はそのタオルケットで顔を隠しましたが、私が「大丈夫だよ」と言いながら顔を出してあげると、この日はそのままにしていました。

前日のように眠っているわけではなく、声は聞こえているようでしたが、昼食を食べていない様子だったのでナースコールをしてみました。

来てくれた看護師さんの話によると、お昼はお粥を三口ほど食べただけで薬も拒絶をしたとのことでした。

他には、リハビリはまだのようですが、車椅子に乗ってお風呂に行ったことを教えてくれました。

ベッドサイドでいろいろな話を看護師さんとしていると、母が左手を空中に上げたので私が握ると、握り返してくれました。

そして、帰りにはいつものように「水分と栄養を取って、ゆっくりしてね」と言って手を握ると、この日の母は頷いていました。

久しぶりの入浴で疲れたのか元気はありませんでしたが、意識はしっかりしていて気持ちも前向きになってきたように感じました。

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