介護会議の日
4年前の2018年5月21日は晴れて爽やかな月曜日、前夜に大声で泣いた母はこの日もずっと泣きそうな顔をしていました。
このころは食事以外はほとんど居眠りをしていましたが、食事も少ししか食べなくなったので、私の頭痛の種が増えました。
そんな中、この日はケアマネージャーなどと介護会議があり、翌日からでも訪問介護とリハビリを始めてもらうことになりました。
そして、この日会議に参加していた看護師さんが、血中酸素濃度や血圧の測定と聴診器による診察をしてくれました。
結果は特に異常はないということでホッと胸をなでおろすとともに、なおさら私は母の精神的な問題が気になりました。
そういう状況の中、翌日は姉も来てくれることになって、にぎやかになるのは悪くはないと思いました。
結局この日も食事以外は居眠りをしていて、午後11時に私が「ベッドで寝る?」と聞くと「そうしようか」と母は答えました。
続けて「明日は何時?」と聞くので「7時頃起きようか」と答えると母は頷いていました。
ベッドに横になってから「また明日」と手を握ると、この日の母はしっかり握り返してくれました。
母の気持ちも日替わりで、この日は珍しく意思の疎通ができたので少し安心できました。
ただ、母を早めに退院させてから10日ほど、不安に思っていた通り母の心身の状況は悪化を続けてしまいました。
今では懐かしく振り返ることができますが、当時の私は何をすればいいのかわからないまま、ひたすら心配するばかりでした。
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