ハッピーエンドが見えない
4年前の2018年5月22日は晴れて爽やかな火曜日、それでもこのころの我が家の中は淀んだような空気で溢れていました。
この日の母も不機嫌そうな表情で食事もあまり食べずにいましたが、姉とリハビリの先生が来ることは理解しているようでした。
姉がお昼に来て、その後リハビリの先生が午後1時頃から40分程、母にリハビリを施してくれました。
午後3時過ぎに姉が帰るときには、それまで横になっていた母も起きてきて帰りの挨拶をしました。
その後またベッドに寝た母は、午後7時頃トイレに行った時に少し早くチビってしまい、パジャマを濡らしてしまいました。
数日前にはトイレに着く前に大きい方が出てしまったこともあり、こういうことが続くと私もそうですが本人も辛かったと思います。
そして夕食後は例によってテーブルに突っ伏して居眠りをしていました。
午後11時頃にトイレからベッドに戻った時には、この日のリハビリでやったように黙々と自分で身体を枕まで移動させていました。
ただ、眠っていると思った午前0時頃に、母は少しの間シクシクと泣いているようでした。
時々「痛いよう」という言葉も聞こえてきて、夢を見ているようでしたが私は『どこか痛い場所があるのかな』と少し不安になりました。
いずれにしても、退院後の母の心身の状態は悪化の一途を辿っているようにしか思えませんでした。
このころの私は毎日を無事に過ごすだけで精一杯で、寝不足もあって悲観的になりやすく、ハッピーエンドなどは全く見えませんでした。
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