思わぬ長生き
4年前の今頃、2018年4月は母が脚を骨折して入院していました。
そしてこの入院により、その後の母の生活はそれ以前のものとは全く異なるものとなってしまいました。
また、この時の入院以降、私はその時々で状況の変化に動揺するばかりでした。
それでも今では総合的にみて、これ以後の母の人生は思っていたよりもはるかに良かったと考えています。
母は若い頃から腎臓が悪いために血圧の薬を服用していて、さらに70歳頃からは糖尿病で食事前にはインシュリンを注射していました。
そのためか、母は自分自身それほど長生きはできないと考えていたようでした。
晩年は誕生日を迎えるたびに「こんなに長生きできるとは思わなかった」と言っていたりしました。
また、曾孫と会った後には「まさか曾孫の顔を見られるとは思わなかった」とも話していました。
そんな母が最晩年は施設で生活することになりました。
母をウチで介護していた頃には、デイサービスに全く興味を示さなかったこともあり、母にとって施設での生活は難しいと思っていました。
ところが、骨折入院の後に体調を崩して再入院したところ、母は意識を回復しただけでなく陽気で楽しく毎日を過ごすようになりました。
そして、その状況のまま施設に馴染んでくれたので、一年半足らずでしたが、私にとっても楽しい時間を送ることができました。
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