« ケガの功名 | トップページ | 一人部屋から二人部屋へ »

2022年4月12日 (火)

術後の生活こそ心配

4年前の2018年4月12日午前中に、母は90歳で脚の手術を受けました。

その数年前に、私は知人の母親が90歳で脚を骨折して手術をするという話を聞きました。

当時の私は90歳の高齢者が手術するのかと驚いたものでした。

ですから母が同じ手術をすることになった時、『もう終わりかもしれない』と悲観的になったものでした。

そのため、母との最期の時がいつ来るか分からないという思いから、入院時からレコーダーを用意して面会していました。

ところが実際は、母が手術室に消えて病室で一時間ほど待っていると、母は戻って来ました。

主治医の話では手術自体は10分程度で終わったそうで、私も少し拍子抜けする感じでした。

幸いに母の手術は特に問題もなく無事に終わりました。

それでも母には持病があり、たくさんの薬を服用していて、手術後には輸血が必要になりました。

やはり簡単な手術でも何が起こるか分かりませんし、特に高齢者にとっては術後も心配でした。

結局、母の場合は手術前よりも手術後が何倍も大変なことになりました。

私が得た教訓としては、『骨折の手術は心配いらないが、術後の生活は心配しておいた方がいい』ということです。

« ケガの功名 | トップページ | 一人部屋から二人部屋へ »

介護・医療」カテゴリの記事

母の思い出」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ケガの功名 | トップページ | 一人部屋から二人部屋へ »

最近の写真