父のケガ
昨日は被介護者の精神状態に注意することの大切さを記しました。
実例を上げますと、私の父は畑を借りて野菜作りを84歳まで続けていました。
往復に自動車が必要なほどの少し離れた場所の畑に通っていて、元気に畑仕事をしていました。
ところがある日、耕運機を使用中に脚にケガをして、それがきっかけで脚を引きずって歩くようになってしまいました。
実は、そのケガをした日は畑仕事を止めるために後片付けをしていたということでした。
ですから、それ以降は畑に行くこともなく家に引きこもりがちになりました。
高齢者が家に引きこもると、運動不足から衰えが早くなるように思います。
実際に、あれだけ元気だった父も、この怪我の後は2年足らずで亡くなってしまいました。
今から思うと、父のケガの程度はリハビリをすれば脚を引きずらなくなったくらいだったかもしれません。
そしてもしかすると、普通に歩けるくらいに回復すれば、父ももう少し長生きできたかな、とも思います。
当時は私にも介護保険の知識もなく仕方なかったことですが、父には申し訳なかったと感じています。
そんな訳で、高齢者が精神的に落ち込むと身体的にも衰えが早くなったと思われるケースとして、父のことを記してみました。
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