懐かしい4年前の母の声
4年前の2018年4月27日は曇りの金曜日、この日も午後3時頃と午後6時過ぎの二回、母に面会に行きました。
このころは退院に向けて体力の回復を図るために、車椅子でトイレに行ったり本格的にリハビリを始めた時期でした。
まだ始まったばかりで、母も帰宅に向けて元気が出たようで、それなりにやる気もあったように思います。
当時の音声を久しぶりに聞いてみましたが、少し耳が遠いように感じた他は自宅にいた頃と同じように話していました。
ただ、このころの声はどことなく静かで何か不安があるような感じがしました。
その後母は、ゴールデンウィーク明けに一旦退院します。
ところが、自宅で二週間ほど過ごすうちに、意識を失って再び入院をすることになります。
その入院中に今度はすっかり元気になり、今まで見たことがないほど陽気な母が現れます。
その母の様子を見て、私はこれなら施設に入ってもやっていけると思い、母に施設への入所を勧めました。
最初は母は家に帰りたがっていましたが、少しするとすっかり施設に馴染んで楽しそうに毎日を過ごしてくれました。
その頃の話し声は明るく元気で力強さがありました。
施設での明るい声と違って、久しぶりに聞いた4年前の母の声は、やはり少し気持ちが落ち込んでいたのかなと思いました。
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