他人事でない介護離職
5日前の3月16日に取り上げた、2015年11月に母が救急車で入院した時のことを引き続き記していこうと思います。
ただ、当時の私はまだ日記をつける習慣が無かったので、記憶している限りということになりますが。
この時の母の入院での最大の変化は、最終的に私が介護離職をしたことです。
当時働いていた職場はそこそこ年配の方が多く、時々介護を理由に退職していく人がいました。
それを見て私は「皆さん、大変なんだな」と思いながらも、何処か他人事だと感じていました。
ところが、母が入院することになって改めて考えてみると、母の世話は自分がする以外にはないことに気づきました。
その時の母は4日間で退院することになり、退院後の生活もそれ以前とそれほど変わりなく過ごせていました。
ただ、母は体調にどこか不安があるような感じで、特に食事はこれを契機に私が作ることになりました。
それまでは母が出来る限りの家事をしていましたが、これからは主に私が代わってするようになったわけです。
それでも私が作れるメニューなど限られていますし、また、歯が悪く糖尿病がある母が食べるものは余計に手間もかかります。
朝はパン、昼は麺類などで済ますこともできましたが、毎日夕方になると私の胃が痛み出すようになりました。
とりあえず、職場の方は介護休職をすることになりました。
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