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2022年3月28日 (月)

胃カメラ拒否の理由

一昨日に引き続いて2015年11月の母の入院について記していこうと思います。

この時、母は救急で入院した病院で、輸血を受けました。

ただ、主な治療としてはそれくらいで、他には私が説明した入院の経緯から医師は胃カメラの検査を提案しました。

私が懸念していたステロイドの副作用であれば、内臓からの出血が最も疑われるからだろうと思います。

「吐血や下血をしたことはありませんか?」と、医師は私に尋ねました。

私は「はっきりとは分かりませんが、下血はともかく吐血はありません」と、答えたと思います。

当時母は食前にインシュリン注射をしていましたから、しっかり食べないと本人が低血糖の不安を抱えることになります。

そういう事情もあって、この頃も母は良く食べていたので吐血や下血はあまり考えられませんでした。

むしろ、数日前に足元がびしょ濡れになっていたことが関係しているのではないかと、私は思っていました。

確実なことは今でも分かりませんが、脚のむくみからかなりの量の体液が出ましたから全く問題ないわけはないと思いました。

いずれにしても、母が「帰りたい」と話していることもあり、胃カメラはお断りして、かかりつけの病院に相談したいと申し出ました。

胃カメラの経験は私にもありますが、どちらかと言えば、既に87歳で食欲旺盛な母にあの検査はさせたくない、というのが本当の理由でした。

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