最晩年の制限食
昨日に続いて、制限食について少し考えてみたいと思います。
母の場合は2018年11月に心不全と診断されてから、食事が制限されることになったようです。
おそらく主に塩分と水分が制限されたのだと思いますが、施設の食事は普通食でも塩分は少ないと看護師さんが話していました。
そんな制限食が続いたからか、2019年8月には塩分不足で体調不良になってしまいました。
そのため今度は塩分を補給するために、お粥にふりかけをかけて食べることになりました。
すると母は「ふりかけご飯がおいしい」と言うようになり、徐々に体調も回復しました。
ただ、制限食は塩分だけではなく量も減っていたようで、母はそのことにも時々不満そうな言葉を発していました。
そんな経緯もあって、私は施設での制限食にはあまり賛成できませんでした。
もちろん入所している以上、施設の決定に従うほかはありませんでしたが……。
難しい問題ですが、健康第一なら制限食、本人の満足を考えれば普通食ということになるのでしょうか。
ただ、母は既に90歳を超えていましたし、私は母に残りの人生を楽しんで欲しかったので、制限なく食べられれば良かったと思います。
食べることも好きな母でしたから、最晩年に制限食というのはちょっと寂しいものがありました。
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