「入院した方がいいですよ」
今日も暖かく良い天気でしたが、風が爽やかなので仕事帰りに少し歩くことにしました。
その途中で、かつて母が救急車で運ばれて数日入院していた病院の前を通りました。
それは2015年11月のことで、午前3時40分頃に母はトイレに起きた際に気を失い、私が救急車を呼んだのでした。
救急隊が到着した時には母は意識を回復していましたが、救急隊の方が血圧を測ると「70しかない」ということでした。
「入院した方がいいですよ」と、救急隊の方の勧めで入院先を探してもらうことになりました。
その当時、定期的に通っていた総合病院は基本的に救急を断りませんが、それは診察時間内に限るということでした。
そのため救急隊員の方が探して、受け入れてもらえたのがその病院でした。
母にとっては87歳にして、おそらく初めての救急車での入院でした。
母はそのままICUに入院することになり、私は日の出前でまだ暗い待合室で書類を書いたことを覚えています。
そして、一連の手続きを終えて病院を出たのは午前7時頃で、既に明るくなっていました。
その日は雨が降っていて、私はなぜか母が着て行ったちゃんちゃんこを傘代わりに持って帰ってきました。
今日久しぶりにその病院の前を通って、こういった入院の経緯を始めいろいろなことを思い出しました。
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