持ち家からの転居
2011年3月11日のことを2日間振り返りましたが、今日もその続きです。
このころの母は杖を使って歩けるくらいで、まだ元気でした。
実際、ほぼ毎月のように温泉に旅行に行っている時期でした。
ただ、自宅が母よりも年老いている感じで、既に築45年になっていて所々床が抜けるようになっていました。
そんなこともあって、職場で大きな地震に遭った私は自宅に居る母を心配したわけでした。
幸い、地震による被害はほとんどありませんでしたが、今後自宅をどうしようかと真剣に考えるきっかけにはなりました。
とりあえず持ち家があると、リフォームしながらなんとか住み続けたいと思うものでしょう。
ただ、もう一度大きな地震があったら怖いな、という感覚はありました。
それでも新しい転居先を決めたのは、それから3年余りを経過した2014年6月頃のことでした。
そして実際にそこで生活を始めたのは、さらに半年近く後の2015年1月のことになりました。
大きな出来事があると、このままでいいのかと考えますが、喉元過ぎれば熱さを忘れるもので、しばらくは自宅での生活が続いていました。
結局転居をしたのは母の体調が悪くなり、紹介された総合病院に行く予定の前日のことになりました。
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