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2022年2月10日 (木)

戦争反対

私が自宅で母の面倒を見ていた5年前、「この世界の片隅に」という物語が話題になりました。

私もそのコミック全三巻を買いましたが、いわゆる積読の状態がずっと続いていました。

それが何故かこのところ読書欲が出てきまして、今年の寒い陽気の中で窓辺の日差しに当たりながら先日読み終わりました。

広島の軍港だった呉の辺りを舞台とした太平洋戦争の頃の物語でした。

そして、主人公の「すず」さんは、私の母より2歳ほど上の設定になっていました。

広島で育った「すず」さんが子供の頃の戦前から、結婚して呉に行ってからの戦中・戦後までの生活が生々しく描かれていました。

戦時中の軍港の話ですから悲惨な場面も多いですが、「すず」さんを始めとして登場人物達はそれなりに生活を楽しんでいました。

思い出すのは、母が最後の入院をしていた頃に「戦争はイヤだ、二度とイヤだ」と言っていたことです。

戦争の経験をしたほとんどの人は、おそらく同じようなことを言うでしょう。

ただ、母もそうでしたが、戦争を経験した人は思い出すのも嫌なのか、戦争についてあまり語らない人が多いように思います。

その点この「この世界の片隅に」は多くの人を取材して出来上がった物語のようですから、大変な苦労も想像できます。

今の若い人達にとってはピンと来ないかもしれませんが、こういう物語は語り継がれるべきだ、というのが遅ればせながら読後の感想です。

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