介護を受ける気持ち
昨日は食事の支度について、母に代わって私が担当することになった事情を振り返りました。
介護は突然始まることもあるでしょうが、ウチの場合は母の持病が安定していましたので、加齢とともに徐々にという感じでした。
そのうちの一つが台所仕事だったということです。
ところで、以前ここにも記したと思いますが、母が初めて介護認定を受けたのは入浴用の椅子を買うためでした。
当時母は外出時に杖を突いて歩いていて、お風呂は滑るからという理由でほとんど入らなくなっていたのでした。
この時は要支援1という結果で、浴用椅子を一割負担で購入した記憶があります。
その後10年の間に、要支援2から要介護1になり、最後は要介護4にまでなりました。
当然のことですが、介護状態が重くなれば介護者にかかる負担は大きくなります。
とはいえ、今では様々な介護サービスがありますから、その都度適切なサービスを受ければ介護者の負担は減らすことができます。
私は介護する立場でしたから、当然のそのように行動していました。
ただ、今思うのは、介護を受けることになる母の気持ちをもっと考えてあげるべきだったな、ということです。
これまで普通にできたことが一つ一つできなくなっていく、仕方ないこととはいえ母も寂しかっただろうなと思います。
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