知られていない介護認定
ここ数日、父の晩年のことについて考えているうちに、いろいろと思い出したことがありました。
昨日は、当時介護保険について詳しく知っていれば違った対応もあったのでは、と反省をしました。
実は、父が亡くなった際の入院時、病状がやや回復した時に主治医から次の行き先を考えるように言われました。
つまり、自宅に帰るかどこか介護施設に入所するか決めてください、という意味でした。
私は介護保険も介護施設も考えたことすらありませんでしたから、一から調べる必要がありました。
まず介護認定をしてもらうための手続きを始め、同時に介護施設を検討することになりました。
ただ、介護認定の面接は済みましたが、介護施設の選定前に父の病状が再び悪化して、主治医は次の行き先について口にしなくなりました。
結局、父は介護保険を使うことはありませんでしたが、死後に届いた通知では要介護4か5だったように記憶しています。
それでもこの時に得た知識によって、その後母のためにも介護認定を申請して要支援1という結果を得ました。
母の場合、腰を痛めたことで入浴が不便になり、浴用の椅子を買うために申請したものでした。
その結果として一割負担で椅子を買うことができました。
このような知識はほとんどの人が必要を感じてから調べるのでしょうが、もっと広く世の中に知られて欲しいものだと思います。
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