介護の知識の必要性
昨日に引き続いて父のことを思い出してみようと思います。
父は本当に元気な人でしたから、母に比べて最後まで冷たく対応し過ぎたかな、という思いが私にはいつまでも残っています。
もっと優しくしてあげれば良かったな、というのが正直なところです。
私は、母の月に一度の通院には仕事の休みを取って付き添っていましたが、父の通院の際は一人で行けると考え仕事に行きました。
結局その日父は病院に行かず、その後救急でその病院に問い合わせたところ断られたことがありました。
最終的には少し遠い病院に入院して、父はそこで亡くなることになります。
あの日、私が付き添って病院に行っていればと思うことが今でもあります。
それでも介護や医療のことは、父の時に経験したことが母の時には大いに役立ちました。
父は母よりも10年早く亡くなっていますので、父には申し訳ないですが、良い経験になったということでしょうか。
つまり、父の晩年に私にもっと介護の知識があれば、もっと違った対応ができたかもしれないということにもなります。
母は晩年、本当に元気で楽しそうに施設で過ごしてくれました。
父の時にも私に介護の知識がもっとあれば、父ももう少し楽しい晩年が送れたのではないかと思っています。
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