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2021年12月25日 (土)

意外と大きな金具

2年前の2019年12月25日は水曜日、晴れて10℃の少し寒い日、母の告別式が行われました。

午前11時頃に式場に着くと既に姉が来ていたので、お通夜で焼香が終わった時に涙が出たことを伝えました。

そして、もしかするとこの日の挨拶の代読をお願いするかもしれないと言うと、心配してくれました。

午前11時40分頃、髪を剃り法名を与えるという『髪剃りの儀式』を行いました。

その際に、母の棺の中に姉が誕生日に送ったウサギのぬいぐるみとジャイアンツタオル、由伸タオルを入れてあげました。

その後、正午にいよいよ母の告別式が始まりました。

式の最後の出棺の前には、供えてあった花と持参した折鶴で母の周りを飾ってあげました。

ただ、意外に鶴の数が多く、今にも母の顔までが隠れてしまいそうな状態になりましたが、母も喜んでくれたかなと思いました。

そして出棺前の挨拶では、やはり不安が的中して前日同様に大粒の涙が出ましたが、何とか挨拶は終わらせることができました。

その後、火葬場に移動して一時間ほどで母は骨になってしまいました。

「年齢の割にはしっかりした骨だ」という説明とともに、係員が骨折手術の際に使われた金具を見せてくれました。

思えば、母の第二の人生が始まるきっかけが足の骨折で、その象徴がこの金具ですが、初めて見たそれは意外と大きなものでした。

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