再び昏睡の世界へ
2年前の2019年12月5日は木曜日、晴れて16℃の暖かい日、午後6時50分頃母の病室に面会に行きました。
この日はやや右側を下にして、前日同様にほぼ仰向けに寝ていました。
話しかけたり顔や体に触れても全く動くことはありませんでした。
前日も動くことはありませんでしたが、呼びかけると目が瞼の中でキョロキョロと反応してくれたのですが、この日はそれもありませんでした。
そのためか逆に心電図や血圧、呼吸は安定していました。
眠りが浅い方だった母が、スヤスヤと気持ち良さそうに寝ている姿を見て、安心する気持ちと同時にやはり寂しく思いました。
その姿はふっくらとしていて、顔や両腕などの上半身は相変わらずむくみが目立ちました。
計器の表示だけを見れば良化している感じを受けますが、母の姿を見るとなかなか難しいな、という印象でした。
思い起こしてみると、母は脚の骨折で入退院した後、ウチで昏睡状態になって40日の入院後に施設に入所したのでした。
その前後から母は、信じられないくらい元気で明るくなりました。
その状況を見て私は、90歳にして母に第二の人生が訪れたと考え、その日々を綴るために母の死後にこのブログを始めました。
しかし、この日に母は再び昏睡の世界に帰って行ってしまったようでした。
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