笑顔写真集作成中
2年前の2019年12月3日は火曜日、晴れて16℃の日、午後6時40分頃に母の病室に行きました。
母は右側をやや下にして寝ていて、暑いのか襟が少しはだけた感じでその上にタオルを掛けていました。
この日は手のむくみは相変わらずでしたが、瞼にはむくみはほとんどありませんでした。
ちょうど血圧計が動き出して測定が始まり、220/100と出てアラームが鳴りました。
そのままにして、声を掛けてみると母の瞼が開きそうになりました。
その後も何度か瞬きをするように瞼がピクピク動きましたが、目を開けることはありませんでした。
おそらく声は聞こえていて、反応してくれたのだと思います。
ただ、前週の月曜日から始めた鎮静剤の効果か、若しくはもう体力がないのか分かりませんが他に動きはありませんでした。
そして、脈拍や酸素量は安定していましたが、先ほど表示された血圧と心電図が心配でした。
心電図は明らかに初めて見る怪しげな波形が増えていました。
もちろん、このころはまだ回復を願っていましたが、徐々に悪化していく状況には祈ることしかできませんでした。
また、父の葬儀の際に写真をたくさん持ってくるように言われたことを思い出し、母の笑顔写真集を作り始めたのはこのころのことでした。
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