笑顔が輝く遺影
2年前の12月22日は日曜日、曇りのち雨で10℃の日、この日も母が安置されている葬儀屋に午前11時頃に行きました。
母にとっての曾孫を連れて姪が来てくれるというので、私も午前中から行くことになったわけです。
葬儀屋に着くと母の遺影が出来上がっていました。
それを見ると私が思っていた以上にその笑顔が輝いていて「あぁ、この写真にして良かったなぁ」と思いました。
同時に、母が施設に入所した後に笑顔の写真がたくさん撮れたことに感謝しました。
母の施設入所後の生活を私は『母の第二の人生』と呼んでいますが、この時期があって本当に良かったと感じました。
10年前の父の葬儀の頃には、遺影に笑顔の写真を使うことは考えられませんでした。
ところが、今回の母の遺影については帽子の着用もオーケーで、笑顔はむしろ望ましいとも言われました。
自宅に居た頃と比較して、施設に入所してからの母は表情豊かで笑顔に溢れた生活をしていました。
これは私には予想外で、もしかすると本人にとっても意外だったのかもしれませんが……。
いずれにしても、今では遺影は笑顔の写真に限ると心底思います。
この時から2年を経過した今でも、母の顔を見るといつでも楽しそうに笑っていてくれる、これは本当に嬉しいものです。
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