« 最後の面会、反応なし | トップページ | 小康状態に安堵 »

2021年12月 8日 (水)

今が一番よく眠る時期

2年前の2019年12月8日は日曜日、晴れて12℃の日、午後6時55分頃母の病室に行きました。

母は左側を下にして寝ていて「来ましたよ」と声を掛けると、瞬きのように瞼が何度か動いていました。

脈拍も少し増えたようだったので、おそらく聞こえたのだろうと思います。

前日、姪たちが来てくれた時にはほとんど動かなかったのが残念でしたが、反応があると嬉しいものでした。

この日も顔のむくみは目立ちませんでしたが、布団を捲って腕を見ると相変わらず太くむくみが残っていました。

またこの日は、脈拍が78前後で、血圧は145/50、酸素量が97で安定していて、小康状態という感じでした。

早いもので、母のパニック障害のような状況から付き添うことになって2週間が経過していました。

その頃のことを考えると、表示されている数字や熟睡しているような様子は、どこか私を安心させてくれました。

また、母はいつも眠りが浅かったように記憶していたので、グッスリ寝ている姿は微笑ましくもありました。

90年を超える長い人生で、今が一番よく眠る時期なのかな、などと考えていました。

そして、計器の数値もしばらく安定していたので『ずっとこのままでいてくれればいいな』とも思いました。

もちろん、それは無理な話でしたが……。

« 最後の面会、反応なし | トップページ | 小康状態に安堵 »

介護・医療」カテゴリの記事

母の思い出」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 最後の面会、反応なし | トップページ | 小康状態に安堵 »

最近の写真