寂しい気分と安らぐ気持ち
2年前の2019年12月23日は月曜日、晴れて12℃の日、午後3時ごろ母の遺体が安置されている葬儀屋に行きました。
到着した時、丁度式場の方に棺を持ち運んでいましたが、それが母の物かどうか確認する間もなく、他の用事のためそのまま移動しました。
その用事とは、病院で入院費用の精算をすることでした。
母が足の骨折で入院して以来、一年半以上に亘って通った建物に行くのもこの日が最後になるかもしれません。
病院と介護施設は同じ敷地にあってドアで繋がっていますので、母はずっとこの建物にいたわけです。
つまり、ほぼ毎日母に会いに行っていた場所でしたから、忙しい時期ではありましたが、どことなく寂しい気分になりました。
行くときはいつも不安でしたが、帰りは嬉しかったり心配したりと母の様子によっていろいろな日々がありました。
これからは『不安や心配を抱えながら歩くことはないのだな』と考えると、気持ちが安らぐようにも思えました。
その後、葬儀用の衣服や小物などの買い物をして自宅に帰りました。
その途中にも葬儀屋から翌日の連絡事項が電話で来るなど、それなりに忙しく過ごした日でした。
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