« 92歳の誕生日 | トップページ | 「頭がおかしいでしょ?」 »

2021年11月20日 (土)

自分の手で瞼を開ける

2年前の2019年11月20日は水曜日、晴れて15℃の日、午後4時頃に母の病室に行きました。

いつものように不安を抱えながら入室すると、仰向けで起きていた母は上機嫌でした。

ただ、この日にあったことを一生懸命に話してくれているようですが、今一つ内容がわかりませんでした。

それでも母は一方的に話をしますが、顔や腕がまたむくみ始めたようで、私にはそれがとても気になりました。

その後も、私が曾孫の物まねをすると母は大笑いをするなど、とにかくハイテンションでずっと何かを話し続けていました。

帰りがけに心電図を見るとこちらも元気で、血圧や酸素量も悪くなさそうでしたが、尿量が前日からあまり増えていないようでした。

その上、むくみの影響か瞼が開きにくそうで、この日も母は自分の手で瞼を開けていましたが、見えているのかどうか不明な様子でした。

なぜ母がこんなに元気なのかと不思議に思いながらも、とりあえず安心して帰途につくと、途中で主治医の先生から電話がありました。

内容は、この3日で母の尿量が100ミリリットルほどしか出ていないということでした。

そして、やはり私が感じたように、再びむくみ始めていたようでした。

先生の話では、いろいろな薬を試したがほとんど効かなくなったので、薬を増やしてダメなら点滴を抜くということでした。

腎臓に限界が来て、心臓がどこまでもつかという状況のようで、人工透析を考えているとのことでした。

« 92歳の誕生日 | トップページ | 「頭がおかしいでしょ?」 »

介護・医療」カテゴリの記事

母の思い出」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 92歳の誕生日 | トップページ | 「頭がおかしいでしょ?」 »

最近の写真