92歳の誕生日
2年前の2019年11月19日は火曜日、曇りで21℃の日、この日も午後4時頃に母の病室に行きました。
母は左側を下にしてこちらを向いて寝ていましたが、話しかけると起きていたようで目を瞑ったまま話を始めました。
まず、「あちこちが痛い」と言いました。
また、午前中には鼻の中を治療したと言い、その後はほったらかしにされていると不満そうでした。
この日は母の92歳の誕生日なので、私は「ウチに帰ったら寿司を食べて祝杯をあげるよ」と言いました。
母も自分の誕生日だと知っていたようで「昨日から考えていた」と残念そうな表情で答えてくれました。
「退院したら一緒に食べよう」と私が言うと、母は「そうだね」と少し笑ったように見えました。
この日は25分ほど話していましたが、のどや口の周囲が乾くような感じがしながらも一生懸命に話してくれました。
ずっと横になったまま話をしていたので鼻が詰まった感じで声も小さかったですが、意識ははっきりとしていました。
前日と違って寝ていても話をしている最中に酸素量が90を切ることはなく、息苦しさは良化しているようでした。
ただ、心電図の山が小さく、時々不規則な脈を打ちながら脈拍が70から50~100の範囲を行ったり来たりしていました。
この心電図と元気が今一つなことは心配でしたが、苦しそうな話し方ではなかった点は安心して帰れました。
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