「すごい!真っ赤だ」
2年前の2019年11月6日は水曜日、晴れて22℃の暖かい日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。
母はトイレに入っているところで、買って行ったふりかけを職員さん渡して、その後もしばらく待ちました。
母は「出そうで出なかった」と言いながら、毎日出ているけど今日はまだだと笑っていました。
面会室に行くと、この日も雲一つない快晴で、今にも夕日が沈もうとしていました。
母の背中に日を当てながら、しばらく食事の話などをしました。
母の話によると、ご飯は少なくなったので自分としてはちょうどいいくらいで、ふりかけがおいしいとか牛乳も時々出るということでした。
その後部屋に戻っての着替えでは、日光浴をしていた背中の汗を拭いてあげると「気持ちいい」と、いつものように喜んでくれました。
ベッドに座らせて話をすると、一年前の入院直前の時のように少し息苦しそうな発声に聞こえました。
ただ、脚のむくみは前日並みでそれほど悪化している感じはありませんでした。
その後、タブレットで家の近所で撮った銀杏並木の写真を見せると、母はとても懐かしがってくれました。
最後に、部屋の窓からきれいな夕焼けを見て「すごい!真っ赤だ」と感激しながら見つめていました。
いつものように元気な母でしたが、いよいよ見えない部分のむくみが心配になってきた頃でした。
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