『一日でこんなになるのか』
2年前の2019年11月11日は月曜日、雨のち曇りで20℃の日、午前10時30分頃施設の看護師長から電話がありました。
母が息苦しさを訴えたため、これから病院で診てもらうということで、私も急いで行くことになりました。
まず施設に行くと、看護師さんが入院が決まったことを教えてくれたので、病院に行くと主治医の先生が診てくれていました。
先生の話では、利尿剤で治療するが心臓が持つかどうかがカギで、こういうことの繰り返しになるということでした。
母の顔を見ると『一日でこんなになるのか』と思うほど、両方の瞼がすっかりむくんでいました。
母はしきりに「苦しい、苦しい」と言っていましたが、話かけるとわかったようで意識はしっかりしていました。
鼻に酸素吸入をしていながら口呼吸をしていたので「鼻で吸ってね」と言うと「誰も教えてくれなかった」と、母は言っていました。
その後、入院手続きを終えて一旦帰宅し、夕方4時45分頃施設から時計やちゃんちゃんこ、バッグなどを持って、再び母の病室に行きました。
母は仰向けで熟睡していて、瞼の腫れはほとんど治まり、脚のむくみも無くシワが目立つほどで、その脚に触れると母は目を開けました。
話をしても息苦しそうな感じはほとんど無く、ここまでは順調に回復しているように思いました。
母もむくみや息苦しさが無くなって安心したようで、最後に「明日、また来るよ」と母の手を握ってから帰りました。
このころの私は、近々母が入院することを覚悟していて、この日の電話もかなりの確率で予測していたので、安心した面もありました。
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