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2021年11月25日 (木)

「殺しに来る」

2年前の2019年11月25日は月曜日、曇りの日で、前夜から病室で母に付き添い、午前9時頃姉が来てくれたので帰宅しました。

この日の夜も付き添わなければならないので布団に横になりましたが、眠ることはできずにいろいろと考えてしまいました。

私が見た印象的な母の様子は、目が覚める前に眠りが浅くなると体に力が入って呼吸ができなくなる姿でした。

目が覚めそうになると血圧と呼吸が乱れ、次にベッドの柵を手で力一杯掴み、息が止まって苦しがっていました。

これまで、息を止めると血中の酸素量が減るので器械のアラームが鳴り、看護師さんが痰の吸引をする流れが続いていたのでしょう。

母は「痰の吸引が苦しい」「いじめられている」「殺しに来る」などと言っていましたが、この流れのことだったのだろうと思いました。

代わりに付き添っている姉も同じような状況であることを知らせてくれました。

私が考えたのは、これはパニック障害で過呼吸を起こしているのではないかということでした。

私が母から初めて痰の吸引が苦しいと聞いたのが十日ほど前で、ここ数日、精神的におかしかったのはこれが原因だったのかとも思いました。

夕方、姉と交代のために病院に行き主治医の話を聞くと、心臓が徐々に悪化していて突然死の可能性も高くなっているとのことでした。

状況は理解しましたが、私からはパニック障害の可能性と現状の精神状態では治療も覚束ないのではないかと主治医に伝えました。

結局、鎮静剤を使うということになりましたが、しばらく付き添いを続けなければならず、また新たな局面を迎えました。

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