初めての散歩
2年前の2019年10月27日は日曜日、曇りで23℃の日、この日は散歩に行くつもりで午前10時25分頃施設に行きました。
母はいつもの位置にいて、少し前までタオル折りをしていたとのことで、外出することは忘れていたようでしたが、その気はありそうでした。
職員さんに外出届を渡して一階に降り、母にはフリースジャケットを着せてマスクを着けてあげました。
いよいよ外に出ようとした時に、ちょうど日が出てきて母は「まぶしい」と言いました。
このところリハビリの時間にベランダに出て外気に当たることはあるようでしたが、外出するのは母にとって一年半ぶりくらいのことでした。
施設と通院や入院をしている病院とはドア一つで移動できますから、この建物から外に出るのがまさに一年半ぶりということです。
施設の前の公道に出ると、散歩している小さな犬を見つけて母は「カワイイね」と言いながら思わず手を伸ばしていました。
太陽も顔を出して暖かくなり「気持ちいいね」と、母は喜んでいました。
そして初めての散歩から帰った後、母は「風もなく穏やかで良かった」としみじみと笑顔で言いました。
ただ、車椅子で散歩してみると、意外に施設の周囲の路面があまり良くなく「腰が疲れた」とも言っていました。
「今日はお昼寝したら起きられないかもしれない」と、緊張もあったようで、少し疲れたような表情も見えました。
それでも初めての散歩をとても喜んでくれて、また連れて行ってあげようと思いました。
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