「大きな女の人だ」
2年前の2019年10月2日は水曜日、晴れて30℃の暑い日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。
母はいつもの場所にいて、テーブルの上にはおやつとお茶が残っていました。
おやつの途中でリハビリに行ったとのことで、それらを持って面会室に移動して話をすることにしました。
面会室は西日が入って暑いくらいで、テーブル席で日光を背に受けて温まりながら曾孫の動画を見てもらいました。
母が送った誕生日を祝うメッセージに対するお礼の動画です。
その動画が始まるや否や、母はタブレットの画面を触りながらはしゃぎ始めて、曾孫が動いている間ずっと歓声を上げていました。
その姿を見て私は、この日の母は気分的にも明るいのかと思いましたが、話をするうちにいろいろな面が出てきました。
例えば、話しの内容が実際に起きたことなのか、夢などで想像したものなのか今一つ理解しづらい感じでした。
また、移動中のエレベーターに途中から乗って来た女性に対して「大きな女の人だ」と、大きな声で言ったりしました。
逆に突然感謝の言葉を言ったり、涙ぐんだりして気持ちの起伏が激しく、自分で押さえられない感じに見えました。
「待ちましょう、待ちましょう」という歌詞の歌が思い出せないと、とても拘ってもいました。
機嫌が良かったり、突然落ち込んだり、何かに拘ったり、少し元気が出てきましたが、躁うつ病の典型的な症状のようにもなってきました。
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