「腿上げをやっています」
2年前の2019年10月20日は日曜日、曇りで23℃の日、少し早い午後3時30分頃施設に面会に行きました。
母はいつもの場所にいて「今日は暑いから廊下にいた」と、室内が暑いので涼しいところを探して動いていたようでした。
このところ自分で積極的に行動するようになってきていて、明るさ元気さも取り戻していました。
面会室に行って前日の話をすると、まず孫娘が大変そうだったと心配していました。
また、楽しみにしていた大根の煮物やのり巻きを食べられて良かった、と喜んでいました。
そして、今朝は爪を切って欲しいと言ったら、切ってもらえたとご機嫌な様子でした。
着替えの際に脚を見ると、気になるほどではないにしても、むくみが少しありました。
腿上げ20回は、この日もよく上がりましたが「15~6回目からしんどかった」と母は言っていました。
リハビリの先生に「いつも腿上げをやっています」と伝えると、先生が「いいですね」と言ってくれた、と教えてくれました。
前日のリハビリでは、以前は怖かった手すりを持って立つところに立ってみたと言っていて、リハビリにも意欲的になってきました。
最後に、曾孫が誕生日プレゼントの鉄道模型を気に入ってくれて良かった、と嬉しそうな笑顔で話していました。
このころは再び母が元気さと陽気さを取り戻していたので、この二か月後には亡くなってしまうとは思ってもいませんでした。
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