「初めてあんなの見た」
2年前の2019年10月30日は水曜日、晴れて23℃の日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。
母は定位置にいましたが、このころは部屋に西日が入ってさらに暑くなるので、「暑い」と言いながら参ったような表情をしていました。
面会室に移ると、やはり遮光カーテンが閉めてありましたが、開けて外を見ながら話をしました。
この日の朝は凄い霧で、母も見たということで「初めてあんなの見た」と驚いていました。
そして「真っ赤な太陽も見た」と言い、朝の記憶もしっかりしていました。
また、昼食にはうどんが出たことも教えてくれました。
部屋での着替えの際には、やはり暑さでかなり汗をかいているのが分かりましたが、乳液を塗ってもらっているので痒くはないとのことでした。
それから、腕に内出血している箇所がまた現れて、母はそれをかなり気にしていました。
脚のむくみは昨日までと変らない感じに見えましたが、母は「ふくらはぎの辺りに違和感がある」と言いました。
血圧は165/79、脈拍は78、ベッドと車椅子との移動が少し苦しい感じになってきているのが心配でした。
この日の母は着替えをしながらも朝の濃霧のことを話していて「凄かった」と、長い人生でも最も凄い霧を見たようでした。
最後には部屋の窓からきれいな夕焼けが見えて、母は「凄いね」と、こちらは笑顔で喜んでいました。
2019年10月30日
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