「喜んでくれて嬉しい」
2年前の2019年9月26日は木曜日、晴れて27℃の日、この日は面会に行く前に母の帰宅を考えていることを施設に伝えました。
午後4時10分頃母のフロアに行くと、丁度入浴に行っているところでした。
そこで、面会室に行っておよそ10分ほど待っていると母は現れ「お風呂でヒゲをいじられた」と言いました。
いつからか母の口の脇には一本だけ長くなるヒゲが生えるようになっていて、時々切ってあげていました。
そのヒゲを後で切ってあげることを約束して、この日も曾孫の動画を見せてあげることにしました。
もうすぐ2歳を迎える曾孫に母の名前でプレゼントを贈っていて、その箱を開けるところから動画は始まっていました。
母はその様子を見て「喜んでくれて嬉しい」と笑顔で言っていました。
この日のことでは、「お風呂で荒々しく扱われた」と、少し不満そうに呟いていました。
食事にはすき焼き風のお肉が出たけど、かなり残してしまってその代わりに、ふりかけご飯はたくさん食べたと話していました。
ただ、しきりに「今日は休みだ」とか「3連休だ」などと言っていて、そのあたりの認識がかなり怪しくなっていました。
そのためか一昨日来てくれた姉に対して「明日来るのかね?」と言い、少し認知が不安になりました。
母の頭の中ではいろいろ考えているようで、帰宅を考えていることを伝えたことで、さらに混乱してしまったように感じました。
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