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2021年9月20日 (月)

親指の爪だけ

2年前の2019年9月20日は金曜日、晴れて27℃の日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいましたが、ちょうど動き出そうとしていたので訊ねると「トイレに行く」ということでした。

10分ほど部屋で待っていると「出た」と言いながら戻ってきたので、面会室に移動して話をすることにしました。

その移動中のエレベーターで「ウンチが漏れた」と言うので、またトイレに戻ることになりました。

結局その後、部屋で着替えをしながら話をすることにしました。

この日は行事もなく一日まったりと過ごしていたということでした。

朝から便通があり、お腹が空いたので、ふりかけご飯がおいしくてたくさん食べたと話してくれました。

また、おやつも全部食べて、そのためかこの日は機嫌が良い上に声にも少し元気があり、良く喋ってくれました。

ただ、気になったのは、このころは腕や背中を掻いているようで、背中に血が滲んでいたり腕が内出血していました。

タオルで頭をゴシゴシ拭いてあげると「気持ちいい」と喜んでいましたが、痒い所を力を入れて掻いてしまっているようでした。

なるべく身体を傷つけないように、爪を切ってあげようと思いましたが、母が怖がるので親指の爪だけ切りました。

精神的に不安定になっているので、力を入れて自分の体を傷つけているような感じもあり、その点も心配でした。

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