「なに、花の絵?」
2年前の2019年9月3日は火曜日、29℃の曇りの日、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。
母はいつもの位置にいて居眠りをしていましたが、挨拶をしてもなかなか気づかず、かなり深く眠っていたようでした。
いつものように面会室に移動して話をすると、まず「お昼にパンが出たけど自分は食べなかった」と言いました。
また、何か工作をしたようで「画用紙に丸を描いた」と教えてくれました。
朝からリハビリがあり、軽いメニューでしたが問題なかったとのことで、体調は順調だと母は言っていました。
着替えの際のベッドへの移動は、リハビリのおかげか足取りが軽いように感じました。
右の腕と首筋にかなり激しく掻いたような跡があって、おそらく寝ながら掻いたものと思われます。
やはり室内が暑く感じられる時があるようで、タオルで頭をゴシゴシ擦ると「気持ちいい」と、喜んでくれました。
この日も安心して帰れるかなと思いましたが、カーディガンを着るときになって母の様子が少しおかしくなってきました。
ボタンや肩パッドの位置をうまく合わせられず、そして眠たくなってきたのか動作がゆっくりになってきました。
その後、タンスを見て「なに、花の絵?」と、少し認知が怪しくなったようなことを言い始めました。
この日の最後は、このころよく話していた「何となくボーッとする」という状態になってしまったようでした。
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