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2021年9月21日 (火)

「速すぎて追い付けない」

2年前の2019年9月21日は土曜日、25℃の曇りの日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて、「今日はリハビリがあった」と話してくれました。

外は曇り空でしたが、面会室に行って話をすることにしました。

べた曇りで日光浴はできませんでしたが、窓際で話をすると母は「暖かい」と言っていました。

リハビリでは腿上げはやったそうですが、それ以外はほとんどリハビリルームの鉢植えを見ていたような口ぶりでした。

母に元気がないからか、このころのリハビリではあまり運動はせず、花を見ている時間が多いようでした。

部屋に戻って着替えでは、この日も背中に掻き傷があり、Tシャツに点々と血が付いていました。

「昨日はラジオの調子が悪かった」と言うので、ラジオをNHKに合わせると「お相撲の中継が速すぎて追い付けない」と母は寂しそうでした。

体調の方は、前日の騒動以来便通はないそうですが、「お腹が空くので良く食べている」ということでした。

ただ、この日も声にはあまり元気がなく、話しのテンポもゆっくりで老化が進んだのかとも感じました。

最後にこの日も曾孫の動画を見せると、いつものように笑顔で見入って喜んでくれました。

話は普通にできますが、声が小さくて元気がなく、全体に年を取ってしまったなぁと感じた一日でした。

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