「こんな子が欲しいね」
2年前の2019年9月19日は木曜日、晴れて27℃の日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。
母がいつもの場所にいないので職員さんに尋ねると、部屋で横になっているということでした。
ベッドを覗くとすぐに目を開けて、おやつを食べた後に「腰が痛くなるから」と言って、横になっていたとのことでした。
この日は天気も良く日光浴にピッタリでしたが、そのまま部屋で話をすることにしました。
朝から入浴をして、何かしら忙しかったと言っていましたが、どのように忙しかったのか今一つ母の話が理解できませんでした。
この日は、話をしている間に「寒い」と言ったり、少し鼻声だったり、くしゃみもしていたので体調があまり良くない感じでした。
それでも話し声にはいつも以上に力があり、機嫌も良かったような気がしました。
ベッドに座りながらタブレットで曾孫の新しい動画を見せてあげると、「カワイイね。こんな子が欲しいね」と、大喜びしていました。
その他にも、この日の朝撮った富士山の写真を拡大して見せると「何となくわかる」と、笑顔で言ってくれました。
いろいろな話をしているうちに「トイレに行きたい」と言うので、車椅子でトイレに連れて行きながら帰ることにしました。
この日は本人が感じる体調には少し不安があったようですが、声や意識にはいつもよりも元気さを感じました。
このころは、心身ともに日ごとに調子の波の変動があるようでした。
コメント